七式ドロップス

⚽️コラム書き。だが小説に浸かり アニメに溺れ ゲーム沼に沈む。

癒しのデキる黒猫の“耳”の動きがたまらない〜アニメ『デキる猫は今日も憂鬱』

2023夏アニメ最強の癒し枠『デキる猫は今日も憂鬱』。

原作は『水曜日のシリウス』の4コマ漫画。

まずは物語の概要おさらい。

仕事はできるが生活能力が壊滅的な会社員・福澤幸来は、
ある日凍死寸前の仔猫を拾う。


諭吉と名付けたその猫はいつの間にか猫にあるまじき大きさに成長し、
ダメなご主人様に代わって料理、洗濯、掃除、買い出し、
ご近所付き合い……


あらゆることを完璧にこなす“デキる猫”になっていた。

という感じの二人をメインに、幸来の会社の人々やご近所さんとの日常を描く、ゆるゆるもふもふなアニメ。取りあえずPV貼っとく。

幸来のダメな大人っぷりの表現と、そのダメさ加減をいい感じに表す声や話し方(石川由依さん)が絶妙。

そして、肝心かなめの諭吉。ただのデカい黒猫ではない。ほぼ喋らないだけの人である

手先は器用で料理や家事全般、DIYも達人レベル。酔っ払って帰っても寝るまでの世話をしてくれて、何なら寝かしつけまでしてくれる。何より主人想いでツンデレな感じがいい。一家に一台ならぬ一匹。パートナーとして完璧に近いかも。

しかし、猫は猫。ただのデカい猫。猫的な動きを随所に見せる。そんな仕草の中で、とても気になるのは耳の動き

諭吉の感情に耳の動きと音が絶妙にリンクするのである。特に諭吉の感情が大きく動いた時、耳を翼のように羽ばたかせ、バサバサと音をたてるのがたまらない。きっと一目一音聞けば、この気持ち伝わるはず・・・・・・たぶん、ね。

そういえば昔、祖父さんが飼っていた猫に初めて触れた時、耳の動きと肉球の質感がめっちゃたまらなかった。「猫、まじでいいな」って初めて思った瞬間。

更に、「くっくっくっ」という笑い声。色が黒いだけに腹黒さをイメージしてしまう。(何故か、笑うセールスマンを思い出す)

にしても、諭吉の声優、安元洋貴さんは人以外の役がうまいなー、と感心しきり。(ニーアのポッドとか)

4コマ漫画が原作のアニメは定期的に見かけるけど、月間少女野崎くんとか、ホリミヤも元を正せばそうですし、ぼっち・ざ・ろっく!も微妙だけど4コマだし、4コマ原作アニメは結構注目してる。

この作品の原作も面白いのでオススメ。