AVIOT × 物語シリーズコラボイヤホン〜全キャラ聴くには二つ買え?
西尾維新さんの代表作といえば、僕的には物語シリーズ。原作小説はキャラ同士の会話がキレキレだし、アニメは原作の世界観を見事なまでに反映し、声優陣も完璧。ちなみに推しは戦場ヶ原、そして八九寺。二人とも主人公の阿良々木とのやり取りが素晴らしく面白いのです。
そんな物語シリーズとAVIOTがコラボし、イヤホン発売。
ちなみに、製品紹介PVもアニメっぽく作られて良い感じなのでどうぞ。
さてさて、そんなイヤホンですが、それぞれのキャラがガイダンスを語ってくれるだけでなく、作中の名言まで聴ける優れものらしい。
しかし、大きな問題がひとつ。何と、発売されるイヤホンは2種ある。そう、聴けるキャラが半々に分けられている!おーまいがーっ!
しかもですよ、戦場ヶ原と八九寺は別グループ。何それ僕に恨みでもあるの?はいはい、分かりましたよ、二つ買えってことですね。えー、価格はどれどれ・・・って2万超え!あれ?ベースモデルの倍近くする?無理よ無理。無理ゲーです。
仮に一つだけ買うとしても、まるでトロッコ問題みたいじゃないですか(トロッコ問題の本質的な話はさておき)。どちらのヒロインを選べと。
せめてダウンロード販売とかで一つのイヤホンで聴かせておくれよ・・・とほほ。
傷心を癒すべく、漫画でも読むかな。(漫画は漫画で、大暮先生の神作画がヤバイです)
廣井きくりがまぶたの裏から離れない〜ぼっち・ざ・ろっく!6巻
出ましたね、ぼっち・ざ・ろっく!最新巻。回を重ねるごとに登場人物が増えて、次の話題に誰がどう絡んでくるのか、楽しみがほんと増えた印象。
そんな中、出る度に必ずインパクトを残す女、目がくるくるはアル中の印、アイデンティティは『おにころ』の生ける伝説。そう、廣井きくりから目が離せない。ちなみに5巻では表紙を飾りましたね。
そうそう、今巻の見開きのイラストはきくり先輩がピンで出ています。めっちゃいいです。
それにしてもきくり先輩、登場場面は限られているのに毎回爪跡を残していくんですよね。表情やリアクション、そして出てくる度にろくな事にならないところがいい(褒めている)。
それに、今巻ではいつもと違う一面を元旦の話で見せてくれたり。ちなみに一番のお気に入りは、102ページで、出てくるタイミングと発言が完璧(笑)
そんなきくり先輩だけでなく、いつも以上に山田がクズだったり、喜多ちゃんのシリアスな進路の悩みだとか、虹夏の触覚(?)の謎が明かされたりするなど、見所満載でしたね。え?ぼっち?平常運転に決まってるじゃないですか。今回は、あらぬ疑いを喜多ちゃん母からかけられる見せ場あり。
それから、少しネットで話題になっていた喜多ちゃんが『アレ』の薬を持ってる話もこの巻です。
ヨルシカ 〜 僕を支える名曲3選
Youtube Music WeekendでヨルシカがLive「前世」を配信したので聴いていていました。
ヨルシカの曲は僕がまったりしてる時、したい時の再生率が高い気がするのだけど、よく普段のことを考えると、思いのほかテンションを上げたい時にリピートしてる気もする。多分、歌詞から前向きになりたい何かを得ようとしてるのかも。
さて、そんなヨルシカの曲に日々支えられている僕が、これまでリリースした曲の中から特に気に入っている三曲をご紹介。
①『斜陽』
青春恋愛アニメ「僕の心のヤバイやつ」の主題歌にも使われた、アオハルな一曲。
自分の中に変化を促したいと思う気持ちになれるこの曲は、特にラストのあたりの歌詞がお気に入り。
頬色に
茜さす日は柔らかに爆ぜた
斜陽も
僕らの道をただ照らすのならもう少しで
僕は僕を一つは愛せるのに
斜陽に
はにかむ貴方が見えた
静かな夕凪の中
僕らは目を開かぬまま
「僕は僕を一つは愛せるのに」という箇所を聴く度に、「僕は僕を一つは愛せるように」したいって思うのです。
②『花に亡霊』
この曲、サビの前に用意した言葉たちがとてもよくて。
忘れないように 色褪せないように
形に残るものが全てじゃないから
「形に残るもの」の部分は、歌詞が進みフレーズを繰り返すごとに「歴史に残るもの」そして「心に響くもの」へ。
全て、いまなら変えられるもの。だから僕はこの曲を聞く度に「やるなら、現在だ」って思うのです。
③『だから僕は音楽を辞めた』
楽曲14曲で構成されたアルバム『だから僕は音楽を辞めた』の最後の曲で、アルバムを通して語られる物語の結末を歌った曲。
この曲の主人公は信念をもってやっていた音楽を辞めてしまうのですが、僕はこの曲を聴く度に「後悔するような生き方はしないように」って思うのです。
以上で紹介終わり、とは言い難いほど素敵な曲が他にも沢山あるヨルシカ。なので、最後にもう二曲だけ。詳しい説明は省きますけど、どちらもお勧めなのです。
井上陽水のカバー曲出した時には、流石に驚きましたね。
ミミックが好きすぎて狂ってる『葬送のフリーレン』公式
週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。魔王を倒した勇者一行の後日譚を描くファンタジーですが、9月から始まるテレビアニメ放送の初回がなんと金曜ロードショー。確かに原作売れてるし人気もあるけど、流石にこれには驚いた。そんなアニメのキービジュアルがこちら。
あ、違いますね、正しいのはこちら。
以下は物語のあらすじ。公式サイトより。
勇者ヒンメルたちと共に、 10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、 世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。
千年以上生きるエルフである彼女は、 ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。
それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、 50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、 人生は残りわずかだった。
その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、 これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、 それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。
その旅路には、さまざまな人との出会い、 さまざまな出来事が待っていた―。
さて、葬送のフリーレンファンの僕が思う物語の見所ですが、主人公であるフリーレンの感情の動きと言葉、そして天然さ故の行動でしょうか。
そんなフリーレンの推しのシーンはやはりこれ。
良いものは何度見ても良い、ということで、フリーレンがミミックに喰われるシーンです。最高です。前後の話を読むとなおさら味わい深くなります。ちなみに原作6巻でのシーン。
そうそう、ミミックって何?という方のためにウィキペディアより引用しておきますね。
他のものに姿を変える能力を持つ「シェイプシフター」(Shapeshifter)と総称される怪物の一種。
宝箱そっくりの姿をしており、ダンジョンや廃墟の中で数々の難関を乗り越えた冒険者が見つけて宝箱の中の財宝を手に入れるべく開けようとすると、箱の口が牙だらけの口と化して襲いかかり、冒険者は手痛いダメージを受けるというものである
古くはD&Dとかウィザードリィ、ドラゴンクエストシリーズなんかでも出てきます。
さて、こんな化物に喰われるシーンですが、なんとフリーレン公式、アイコンとして配ってます。狂ってますね。
それだけではなく、過去にはXでフリーレンの紹介画像に使っていたり。
ぬいぐるみにして販売し、売り切れても再販してみたり。
まぁフリーレンってのは、こんな主人公です。勇者の仲間だったので、もの凄く威厳があるように見えて、実はそうでもないような、そんなエルフ。
にしても、公式さんはミミックを推してるのか、フリーレンを推してるのか、ただ狂っているだけなのか全くもって不明ですが、物語自体は自信をもって推せますので、ぜひ。
アニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」PV & KingGnu「SPECIALZ」がたまらなく良い件
とうとう呪術廻戦は渋谷事変へ。原作読んでる身としては、この先に待ち受ける出来事に震えるばかり。
そんなキービジュアルと渋谷事変のPVが公開。
夏油や五条、そして虎杖たちの現在の物語へ。PVに出た人々がこの先どうなるか・・・・・・分かっていても、愉しさが溢れて止まらない。
そんな新作、今回も映像はMAPPA謹製で文句なし。そして何よりオープニング曲がKingGnu「SPECIALZ」ということで、再びKingGnu。嬉しいじゃないですか。
この先の展開を暗示するかのような曲調もさることながら、タイトルや歌詞が意味することにも注目してる。SPECIALZとは何を、誰を示しているのだろう。
曲がフルで公開される日が本当に待ち遠しいな。
癒しのデキる黒猫の“耳”の動きがたまらない〜アニメ『デキる猫は今日も憂鬱』
2023夏アニメ最強の癒し枠『デキる猫は今日も憂鬱』。
原作は『水曜日のシリウス』の4コマ漫画。
まずは物語の概要おさらい。
仕事はできるが生活能力が壊滅的な会社員・福澤幸来は、 ある日凍死寸前の仔猫を拾う。
諭吉と名付けたその猫はいつの間にか猫にあるまじき大きさに成長し、 ダメなご主人様に代わって料理、洗濯、掃除、買い出し、 ご近所付き合い……
あらゆることを完璧にこなす“デキる猫”になっていた。
という感じの二人をメインに、幸来の会社の人々やご近所さんとの日常を描く、ゆるゆるもふもふなアニメ。取りあえずPV貼っとく。
幸来のダメな大人っぷりの表現と、そのダメさ加減をいい感じに表す声や話し方(石川由依さん)が絶妙。
そして、肝心かなめの諭吉。ただのデカい黒猫ではない。ほぼ喋らないだけの人である。
手先は器用で料理や家事全般、DIYも達人レベル。酔っ払って帰っても寝るまでの世話をしてくれて、何なら寝かしつけまでしてくれる。何より主人想いでツンデレな感じがいい。一家に一台ならぬ一匹。パートナーとして完璧に近いかも。
しかし、猫は猫。ただのデカい猫。猫的な動きを随所に見せる。そんな仕草の中で、とても気になるのは耳の動き。
諭吉の感情に耳の動きと音が絶妙にリンクするのである。特に諭吉の感情が大きく動いた時、耳を翼のように羽ばたかせ、バサバサと音をたてるのがたまらない。きっと一目一音聞けば、この気持ち伝わるはず・・・・・・たぶん、ね。
そういえば昔、祖父さんが飼っていた猫に初めて触れた時、耳の動きと肉球の質感がめっちゃたまらなかった。「猫、まじでいいな」って初めて思った瞬間。
更に、「くっくっくっ」という笑い声。色が黒いだけに腹黒さをイメージしてしまう。(何故か、笑うセールスマンを思い出す)
にしても、諭吉の声優、安元洋貴さんは人以外の役がうまいなー、と感心しきり。(ニーアのポッドとか)
4コマ漫画が原作のアニメは定期的に見かけるけど、月間少女野崎くんとか、ホリミヤも元を正せばそうですし、ぼっち・ざ・ろっく!も微妙だけど4コマだし、4コマ原作アニメは結構注目してる。
この作品の原作も面白いのでオススメ。
ペルソナ5にはまったならば、避けて通れぬ「PERSONA3 RELOAD」
過去の僕的ゲーム史の中で、ベスト3は何?と聞かれたら、即座にこれ。
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
- ELDEN RING
- ペルソナ5 ザ・ロイヤル
いずれも100時間超プレーしてハマりにハマった名作。
ゼルダはオープンワールドのひとつの正解を見せてくれた作品だと思っていて、ゲームってここまで面白いんだと再認識させてくれた。大人になってしばらくゲームから離れていたにも関わらず、自分を再び据置型ゲームに引き戻したのが本作。ちなみに続編のティアキンは購入済みながら、まだやれてなかったり(汗)
ELDEN RINGはゲームの世界観、デザイン、キャラ設定など、指輪物語的でハイクオリティなファンタジー世界におけるゲーム体験を見事なまでに再現し、アクションRPGに求めていた全てがここにある、と言っても過言ではない程の超名作。DLC、早く出てくれないかな。
そして最後はペルソナ5。その昔、女神転生にはまっていた私がペルソナ5に出会ったのはきっと運命に違いない。ゲームとの親和性が非常に高い音楽とスタイリッシュな演出、分岐しまくる仲間との関係と練られたストーリー。そしてやり込み要素の豊富さ。現代RPGの最高峰のひとつと言って差し支えないのではないかと。
そんなペルソナ5好きな私が、つい先日発売予約を開始したPERSONA3 RELOADを避けて通れるわけがない。販売日は2024/2/2と、まだ半年先だが、ポチッとな。
ペルソナ5から入った身としては、ペルソナ4も3も物足りなさ故にプレーを断念していたので、こうやってペルソナ5の要素を引き継ぎリメイクした作品ならば、十分にやる価値ありと判断。公開された映像を見る限り、かなりペルソナ5に寄せてきた印象。にしても、BGMがよい。
そうそう、ペルソナシリーズの音楽は本当にお気に入りで、特にペルソナ5のジャズ的な要素をミックスしたBGMにはまり、サントラをCDで購入したほど。ペルソナ3の曲も多少は知っているので、予約はサントラ付属のLIMITED BOXを選択。
これでペルソナ5の続編発表が暫く遠のいた気がするが、販売元のアトラスからはペルソナや女神転生とは別の、新たなシリーズを発表済み。こちらもトレーラー見る限り、かなり面白そう。しばらくアトラスから目が離せそうにない。